私達の絹業界は、昭和時代には、横浜と神戸に生糸の取引所があり世界の生糸相場の基準となっていました。
日本では絹織物の産地として、福島県、山形県(鶴岡・米沢)、群馬県(桐生)や石川県(小松)と福井県、京都府(丹波・西陣)、鹿児島県(奄美大島)、新潟(十日町)、その他と全国にそれぞれの特徴を持った絹織物を製造し、内地・輸出を含めて大きな産業界でした。
しかし今日では県内でも10社ほどになり、広巾のスカーフ・ネクタイ・洋装生地の絹を織ることの出来る会社は当社ぐらいかと思います。
当社はスタッフ4名の小さな会社ではありますが、しかしスタッフ全員が夢と誇りを持って仕事に取り組んでおります。
さらには協力グループ企業として、優秀な撚糸屋さん、機屋さん、また草木染工房の石川雅夫先生にも協力をいただいています。
今回新しい企画商品として、草木染めシルクマスク(絹の口づけ)を製造と販売をスタートいたしました。
唯一の絹の産地元請の企業として頑張って参りますので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 山田 一夫
「からだにも地球にもやさしく」 商品開発の追求
絹(シルク)の本来の良さにプラスしてさらに草木染の染色加工を行い、心地よく安心して使っていただけるオリジナル商品を企画販売していきます。
まずは草木染めシルクマスク(絹の口づけ)を販売開始しました。
草木染工房との協力
同じ永平寺町藤巻でスカーフ・ストール・服・のれん・タペストリー等の製品の草木染を行っている草木染工房「風雅」の主宰をされている石川氏に協力をいただき、商品に草木染を行っていただいています。